長松院さんでお仕事をさせて頂いてますと「毎日、こんなにたくさんの人が訪ねて来るものなんだ」と驚かされます。いらっしゃる方々も多種多様で「ご先祖様のお墓参り」「ご先祖様をお守り下さっているご住職様への御礼のご挨拶」「ご葬儀関連の各種行事」「奥の細道観光ツアー」「須賀川の歴史探訪」・・・と実に様々な方が立ち寄られています。
という事になると、当然の事として、ご高齢の方やお体にハンディを抱えられている方も多く、住職さんが常々仰っていらっしゃるような『開かれた寺院』となるには、長松院さんに長い歴史がある分、バリアも数多く存在している訳です。
長松院さんとしても、そういったお悩みを抱えられていたようですので、この度の大規模改修工事を機に、お客様が出入りされる庫裡(くり)の東側にスロープと屋外手すりを設置する事となりました。
設置するのは、庫裡と土蔵にまたがるこの場所です。
まず、型枠を入れて地面をならし、配筋をします。
勿論、地面は転圧して固めます。
この上に生コンを入れて、バイブレーターによる振動を利用して隙間が出来ないように、型枠の中を埋めながら、ならしていきます。
そして、屋外手すりもシッカリと固定させるため、コンクリと一体化させるように土を掘って埋め込み、一気に施工します。
ここまでの作業で二日ですから、あっという間に形になって来ました。ここまで一気に来たのですが、ここから最後に仕上げには二日間を掛け、細部までキッチリと仕上げて行きたいと思います。
長松院さんのような、由緒あるお寺さんでお仕事に携わらせて頂いているだけでなく、私達の手掛けた部分が大きくいい方向に変わって来てる事を見るにつけ、また次の仕事への意欲へと繋がっています。明日も長松院さんに堂々と入れるかと思うと、嬉しくなって来ます。
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