一度、足を踏み入れると・・・

昨年9月16日の私のブログに「牛丼の吉野家さんが、低価格の泥沼競争から脱しようとしている」という動きについて、記載させて頂いてましたが、ここに来て再び、低価格路線に戻ってしまったみたいです。業界の老舗であり、開拓社でもあった会社が、最終的には低価格路線しか取れなかったのかと思うと、寂しい気持ちがします。

これが、2012年9月16日のブログです。

http://suisai-cafe.com/archives/8170

4号線沿いの吉野家さんに寄ってみますと、以前は、牛丼並盛り380円だったのですが、280円に値下げしてました。

 

私が察するに、昨年9月の段階では牛焼肉丼をメニューに追加する事で、一度は480円で勝負を賭けたんでしょうが、その前に安値競争に突入していたため、消費者のマインドを一気に変えるだけのインパクトを与える事が出来なかったんだと思います。それだけ、安値競争に足を踏み入れた安易な低価格路線が、自社のブランド価値すら貶めてしまっていたと言えるのではないでしょうか?高くても買って頂くには、それなりの継続的な努力が必要なんですが、私は「たった半年で、しかも1アイテムをトライしてみただけで、諦めてしまうの?」といった気持ちになってしまいます。

吉野家さんは、例えこの打ち手によって、若干の業績回復を果たしたとして、次はどういう打ち手を準備しているのでしょうか?他社が追随して来る事は、過去の実績からも明白です。今度は1皿250円にして更に利益率を落とし、その分、社員さんやパートさんの給料も下げるのでしょうか?そうして最終的には、低賃金の外国人労働者と同じ条件にしていくつもりなんでしょうか?若い人達に対して未来への希望も示せないような事を、果たして『経営』と言えるのでしょうか?

業界のトップ企業である以上、吉野家さんにはここで踏ん張って頂き「1皿100円程度なら余計に払ってもいい」というお客様の満足を実現してほしいものです。私にはまだ「お客様の気持ちに成りきっていない」としか思えませんし、3年以上先を思い描きながら経営してほしいと考えています。

例えば、カレー専門のフランチャイズチェーン「Coco壱番屋」さんは、何故、500円以下のカレーメニューがないにも関わらず、繁盛しているのでしょうか?

アクアスも、全く同じような立ち位置にいるので、決して値段競争だけで受注を拡大していく路線には進まないように、踏ん張りたいと思います。その事が、地域経済活性化にも直結して来ると確信していますので。

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