下町ロケット

毎週日曜夜9時からTV放映され、30%を越える高視聴率が話題になっている『半沢直樹』の作者である「池井戸潤」さんの著書に関心を持ち、知人からススメられた『下町ロケット』という本を読んでみました。私は知らなかったのですが、この本の内容も、WOWOWでTVドラマ化されていたようです。

 

作者の池井戸潤さんは、元三菱銀行にお勤めされていた方だそうで、ここに描かれている事はフィクションだとしても、同じような事が実際に行われていたんだろうと思います。それがリアルに伝わる事が、人気の秘密なのではないでしょうか?

本書の中に登場する「ナカシマ工業」「帝国重工」といった大企業は、実在する、ある大企業をモデルにしたものである事が、私にはすぐに分かりました。多くの方は、その事を理解されている事と思います。

本書の詳細な内容については割愛しますが、要は「大企業が自分都合を無理矢理に押し付けて来たり、特許戦略として中小企業の類似特許を押さえて莫大な賠償金で揺さぶりをかけ、中小企業を植民地のように自社の傘下に置こうとする」といった、規模の論理に対し、ビジネスの本筋を外す事無く、正面から大企業の論理に立ち向かっていこうとする主人公と、その人に影響されて変わっていく社員さん達が描かれています。

私が今いる地域密着企業の立場は、ここで描かれている中小企業よりも遥かに小さい、分類としては「小規模零細企業」に属します。そして、大手企業が参入して来ている住宅リフォーム市場において、我々のような小規模店が生き残っていくためには「姑息な事をやらず『お客様ニーズへの対応』に意識を集中し、社員全員で取り組む事」「自社の強みと市場ニーズを的確に把握すれば、大企業が相手であっても、ひるむ必要はない」「どういう立場に置かれたとしても『正姿勢』を貫く事が最大の力になって来る」といった事を教えて下さっているのではないか、と私は感じました。

そういう見方をすれば、池井戸潤さんの著書で描かれている主人公の姿勢から、我々のような小規模企業で働く者は、お客様のニーズに直接的に応える事の出来る遣り甲斐のある仕事をしているが、大手企業に潰されないためにも「地域のお客様に正面から向き合っていく事の大切さ」「そういう事でしか生き残っていけないんだ」というメッセージを頂いたような気がします。

多くの方から支持を得ている本というのは、そういう会社が出て来てほしいという気持ちの現れだと思い、取り組んでいく必要があるんだと考えさせられました。

池井戸潤さんの著書に、はまって来そうな感じです。

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