震災に学んだ建物

ある復興支援事業の申し込み締め切りが明日ですので、今日、須賀川の会社の窓口になっている、郡山市にある福島県郡山合同庁舎まで行って参りました。

 

県の合同庁舎というと、ごく普通の建物を想像していたのですが、着いてみてビックリ!ルネッサンス様式のような重厚な建物でした。

入り口と建物内部は、こんな感じです。

 

 

職員の方に聞いてみると、この建物では、震災被害はほとんどなかったそうです。こういう建物にしたのも、関東大震災の経験から学び「一旦設計していたものをやり直した」と仰ってました。この建物が大震災とその後の余震で、ほとんど被害を受けていないのは「過去の経験から学び、改善に向けた取り組みを実施したからだ」と言えるのではないかと思います。

私事なのですが、実はこの建物を見て、学生の頃を思い出してしまいました。私が通っていた学校の校舎が、やはり同様に、関東大震災の被害を踏まえたルネッサンス様式の重厚な建物だったんです。私はこの校舎での講義が大好きで、その校舎の大講堂で行われる講義を好んで選択してました。

ある方がブログに写真をアップされてましたので、参考までにこちらをご覧下さい。

http://kannnon.blog11.fc2.com/blog-entry-604.html

下の方にスクロールして見て頂くと、建物内部や五角形窓の写真も添付されてます。

私が通っていた頃には、同じキャンパス内に古い建物が4つあったのですが、今でも使用されているのはこの建物だけのようです。関東大震災の直後に建てられましたから、約90年は経過しているはずなんですけど、とても丈夫みたいです。

今の私の身の回りでは、東日本大震災で被害を受けた住まいを直す場合、傾きも直さずに『手っ取り早く出来る事だけをやってる』事例を目にします。工事して直った時は、お客様も喜んで下さるんでしょうが、余震が来ただけでまた傷んでしまっては、元も子もありません。福島県郡山合同庁舎を見て『住まい手の立場で考えた、長く住める家』になるよう、これからも精一杯の取り組みをしていかなければならないと教えて頂いた気がしました。福島県郡山合同庁舎には、何か用事を作ってでも、また行きたいと思います。

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