解体工事

11月中旬より須賀川市の解体撤去支援事業が始まった事もあり、アクアスにも解体のご依頼が増えて来てます。そして今日から、橋本様邸の蔵の解体が始まりました。橋本様のご家族が一日中、工事の様子をご覧になっている様子を見ていて「解体は、通常のリフォーム工事とも少し違って、ご家族の方々に特別な思いがあるんだな」と感じました。

今回のご依頼は、下記の写真の通り「震災と余震によって壁がいつ落ちてもおかしくない状態になったため、早く解体してほしい」という事でした。



右側につっかえ棒があるのが見えると思いますが、これは橋本さんがご自分で崩落防止のために施工されたもので、これがなかったら崩落してしまっている可能性が高かったです。

ここが落ちないように解体するのも難しかったのですが、その点は工夫をしまして、夕方にはこういう状態にまでなりました。



これで今まで危険だった場所は解体が完了し、橋本様も一安心されたようです。明日の午前中には、壁の上部もほとんど解体が完了する予定です。

そして、解体の過程で、このようなものが梁から出て参りました。

 

この蔵は、施主様のお父様が建てられたものだとばかり私は思っていたのですが、実は42年前に、施主様ご本人が35歳で建てられたものだったと判明しました。ご家族からも「自分で建てた蔵を自分の代で壊してしまう感想は?」等と冗談も飛び交い、大変盛り上がりましたが、ご本人様は特別に感慨深いものだったようです。しかし、どんなに大切にしようと思っても、震災によって危険な状態になってしまっては解体せざるを得なかったんですね。今回の解体工事も、震災によってもたらされた一つの断面だったんだと、私にも感慨深いものがありました。

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