心躍るようなお葉書

猪苗代町の浅井様邸『蔵再生プロジェクト』については、このブログでも度々ご紹介させて頂いてますが、今日、当主の浅井甚一郎様より達筆な字で、心躍るような嬉しいお葉書を頂きました。



<画像をクリックすると、拡大して見れます>

見えづらいかと思いますので、文面を下記致します。

「震災後の心の重い日々が 柴﨑先生 濱尾先生 最勝寺様 四代目 アクアスの皆様との絆で、蔵も私共も蘇る事ができました。皆様に目を掛け手を掛けて頂く度に 蔵は見違える様 自信を取りもどし 光り輝き 驚きの日々でした。先祖と共に感謝申し上げます。引き続き完成までお見守りくださいます様 お願いします。とり急ぎ御礼まで」

これまで、浅井様とお話ししていく中で、次のようなお話しを伺ってました。

・蔵が震災で被害に遭い「壊すしかない」と思われたご主人様が寝込んで入院されてしまった。

・柴﨑先生と出会う事で、蔵の再生プロジェクトがスタートし、それと共にご主人様が元気になられた。

・先代が思いを込めて、地域の方々の協力を得て完成させた蔵なので、後世まで遺していきたい。

そこで源右エ門さんと「精一杯の対応をさせて頂こう」と話し合い、取り組んで参りました。その結果として、このようなお言葉を頂き「本当にこの仕事をしてて良かった」と心底、思いました。

「この蔵には、浅井様だけでなく会津の方々の並々ならぬ思い入れが背景にある」と私は感じてます。それは、この梁です。



これは戊辰戦争の後に解体された、猪苗代の亀ヶ城に使われていた梁です。この戦争は、会津の方々にとっては大変悲しい出来事でした。そして、シンボルであったお城やその他の建物も解体されてしまいました。そうした中、先代に当たる第14代浅井甚一郎様は「何とかお城の梁だけは残し、後世に伝えていきたい」と思われたのではないでしょうか?その思いが、磐梯山が噴火した直後の混乱した時期にも関わらず、地域の方々を建造に邁進させたのではないかと私は感じております。

きっと、そういった思いを受け継がれた現当主の第15代浅井甚一郎様の心が、我々を突き動かされたんだと思います。その思いが「先祖と共に感謝申し上げます」という言葉になって現れているのではないでしょうか?

会津の方々の思いが込められた建造物の再生に関われた事、本当に私は幸せ者だと思います。

この蔵の完成予定は来年の7月で、アクアスも内装で再び関わる事になるかも知れませんので、そこでも関わる事が出来る様、今のうちから万全の体制を整えておきたいと考えてます。

「施主様の気持ちに仕事で応える」というのは、出来るようで出来ない、最高の仕事です。ここまで辿り着けたのも、PJをリードして下さった柴﨑先生を始めとした関係者の皆様あったればこそです。これからも常に「もっと良くなるのではないか」と自分達に問いかけながら、進めて参りたいと考えてます。

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