寺院の復旧調査

須賀川市内のある古刹寺院さんから、震災復旧工事のための調査依頼があり、愛知県の魚津社寺工務店さん・四代目源右エ門さんと一緒に調査に行って参りました。魚津社寺工務店さんは、文化財の復旧工事で有名な会社さんで、今日は宮大工棟梁の杉本さんがお越し下さいました。

現場では、建築士の先生と、密度の濃いディスカッションが展開されました。



(左側の方が、杉本棟梁です)

しかし、傾きの話しになったら、四代目源右エ門さんが仕切ります。



最も傾いている箇所の柱は、こんなに浮いてしまってました。



南側が大きく沈んでいた本堂の床下に入ってみると、こんな大きな地割れが発生してました。ここが盛り土との境だったようです。



そしてここで、変わったものを発見しました。本堂内の柱は円形なのですが、なぜか床下で目にしたのは8角形の柱でした。



上の方は、16角形になってました。「これは何なのでしょうか?」と杉本棟梁に聞いてみたところ、道具がなかった頃に採られていた「四角い柱を円形にする方法」だそうです。4角形→8角形→16角形→32角形、と多角形にしていく事で、床上に現れる時には円形になっているそうです。初めて目にする私は「へぇー」と感嘆するばかりでした。

事務所に戻ってからは、杉本棟梁と熊田大工さんとで、尽きる事のない建築談議が続きます。



杉本棟梁のような豊富な経験と高い技術力を持たれた方がアクアスにいらして下さると、社内の会話レベルも高くなるように感じます。明日、住職さんへの報告会ですので、地域を代表する古刹寺院さんの改修工事に携われる事を願いながら、会議に臨みたいと思います。

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