壊れるには、それなりの理由が

週明けから瓦補修工事を予定してますI様邸。それに先立ち「ブロックが倒れ掛かっていて、隣家にご迷惑が掛かってはいけないから」という事で、塀の解体工事を、施主様と一緒に行いました。そして分かった事なのですが「壊れるには、それなりの理由がある」という事です。

今回解体した箇所は、このようになってました。



西側に面した部分が倒れてまして、その倒れ方というのも、両端はシッカリしているのですが、真ん中部分の上部が倒れこんで来てました。解体を進めていきますと、結束されていない鉄筋が出て参りました。

 

鉄筋がシボ付きでないのは、建てた年代を考えると仕方ないのですが、鉄筋同士を結束していないと、それぞれの鉄筋がバラバラに動いてしまうのは当然です。何故か、両端だけは結束していたのですが、真ん中の方には何もしていませんでしたので「真ん中だけがたわんで倒れて来た」と言えると思います。ちょうど今日、別の現場で結束したのですが、普通はこんな感じで縛りつけます。



こうしておくと、一体化して動くようになりますので、何らかの衝撃を受けた時にも全体で受け止めるため、被害が最小限に食い止められます。しかし、結束していないとバラバラに動いてクラックが入りますし、更に大きな衝撃を受けると壊れてしまうしてしまう訳です。

今回のケースも、3.11のような大きな地震に遭わなければ分からなかったのでしょうが「被害を受けるにはそれなりの理由がある」という事を改めて感じました。見えない部分をキッチリやる、という事は、信頼を失わないために最も大切な事ですね。

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