近くが一番

今週のアクアスは、リフォーム工事の現場がたくさん動いてまして、営業や経営管理の仕事をしている私でさえ、2現場の管理・監督をしてます。私の担当現場で朝の段取りを終え、事務所に戻って来ましたら「トイレが詰まって水浸しなんです。早く来てくれませんか!」という切迫した声のお電話を受けてしまいました。

通常でしたら、メンテナンススタッフに依頼し、即完結する(舟橋や迎は、この道のプロですから)のですが、今日は社長も含めた男性陣全員が現場に張り付いていて、誰に電話しても「動けません」というつれない返事。となれば「慣れてないなんて言ってられない、自分がやるしかないな」という事で、倉庫からラバーカップを探し出し、対応に行って参りました。これが、ラバーカップです。



慣れない私でも、全く経験がない訳ではありませんので、以前の事を思い出しながらやってみると、見事に開通しました。「あ~、本当に良かった!」と老夫婦から感謝されてましたら今度は「トイレの配管が地震の時に動いたみたいで、コンクリと離れた部分から水が漏れてるんじゃないかと気になってるんだけど、こんな事もやってくれんのかい?」と投げ掛けられました。私も、左官仕事はMPパウダー(珪藻土)の壁塗りなら出来るのですが、モルタルの穴埋めはやった事がありませんでした。しかし乗り掛かった船だし、不安そうな顔をされてましたので「うちの左官は今、手が離せないのですが、早くしてほしいという事でしたら、私で良かったら出来るだけの事はさせて頂きますよ」と言って受けてしまいました。

汚水桝を開けてみると、こんな状態で、明らかに水が地中に漏れる状態になってました。



液状化の被害は須賀川でも出てまして、被害場所のいくつかでは、このような排水漏れが原因で地盤が緩くなっていたため「本震と余震で家が沈んだ」というお宅がございました。ですので、被災地ではこういう「排水漏れ」には、皆さん、かなり敏感になられてるんです。

ちょうど近くのJR須賀川駅の工事現場でモルタルを使ってましたので、ちょっと拝借して来て、下手くそながらも穴埋めは完了しました。(手塗りです)

そして「明日、乾燥状態を確認してみますので、もし、埋めたモルタルが流れていたら、その部分はもう一度埋め直しますね。」と申し上げましたら、いたく喜ばれ「明日の日曜でも来てくれんのかい?それでこそ、地域の会社だ。実は別の会社に仕事を依頼した事があるけど『日曜は行けねえ』『遠いから、忙しい今は対応出来ねえ』等と言われて、困ってたんですよ。やっぱり、近くの会社に頼むのが一番だね」とのお言葉を頂きました。

こういうお言葉を頂くと「我々の業界は、まだお客様の期待に応えきれていないんだ」と感じざるを得ません。特に、今回のような老夫婦には、こちらが少し出過ぎる位の姿勢で、積極的に声掛けしていく必要があるなと感じました。

帰り際には、擁壁やフェンスの事も気にしてお話しをされてましたので、明日、そういったご相談も受けるようにしたいと思います。

我々は、お金を頂いて仕事をしているのですが、その対応とタイミングがお客様のニーズにピッタリ来れば、感謝の気持ちも頂けるんだと思い知った出来事でした。こういう仕事は、やっていて本当に楽しいですね。

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