先代の思いを受け継ぐ机

白河市のI様邸では建屋内の残材処分が完了し、今日から解体工事に入りました。今回の工事では、全て解体して完了となりますので、施主様は寂しい気持ちでいらっしゃると思います。しかし、使えるものは再利用したいというお気持ちに応え、ご希望のものを持ち出ししました。

そのうちの一つとして店舗内に埋もれてました、施主様のお父様が使用されていた仕事用の机(材質は、ナラ材のようです)を綺麗に掃除すると、見事に使用出来るような状態になりました。



ジャバラの部分が、ずれてしまって動かなかったのですが、I様の知り合いの大工さんがいらっしゃって、このように綺麗に画鋲止めして揃えて下さると、

 

見事、スムーズに動くようになりました。

 

それから、仕事をしながらコーヒーをこぼしても、机の上の書類が汚れないように、引き出しが別になっています。(下の写真の右下部分)



施主様も、お父様の使われていた机を仕事机にされるようで、このように使えるようになったら、本当に嬉しそうな表情で座っていらっしゃいました。

施主様も「ご先祖様から受け継いで来たものを、大切にし、長く使っていく事の大切さ」を感じられたようで、土蔵の一部を移築する案も浮上して来ております。

私も、単に壊しておしまいにするのではなく、出来る限り大切に使い続けていけるよう、ご協力させて頂きたいと思います。そうやって考えて来ると、かえって手間暇は掛かるのですが、解体の仕事が「思いを伝え、遺していく仕事」に変わって来たようで、仕事の意味合いも、より大きなものになって来て、俄然、遣り甲斐が出て参りました。

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