八戸からの調査依頼

青森県八戸市にいる私と同業の知人から「リフォーム工事の依頼を受けたお客様の家で、部屋によっては傾きがあるので、源右エ門さんに調査の協力をお願い出来ませんか?」というご依頼を頂き、私も同行して行って参りました。

八戸市は、3月11日の本震では震度5強と、須賀川に比べると小さいものだったようですが、その後も北海道付近の地震の影響を受け、被害が広がって来ているようです。今日、お伺いしましたお宅でも、震災による影響が確認されました。

最初は外観チェックで、下の写真は、四代目源右エ門さんが意見を述べているところです。



2階部分のデコボコが大きいとの事でしたので、レーザーを当てて、水平・垂直をチェックしてみました。下の写真の赤い線が水平ラインですので、結構、傾いてますね。



大きな傾きが、2階の特定部分に集中しているため「震災の振動によって、臍(ホゾ)が外れているのではないか?」という仮説を立て、床を開けて見る事にしました。



床下の状況をパソコンの映像で見る事も出来ます。



確認してみますと、臍(ホゾ)自体は外れていなかったのですが、震災による振動が影響し、床下の骨組が歪んでしまっていたという事が判明しましたので、リフォーム工事の際に、大工工事で直す事となりました。

「2階部分でこんなに揺れたという事は、この真下にも大きな影響が出ているのではないか?」と仮説を立てて、確認してみましたところ、部屋の真ん中辺りで3センチ程度の傾きが発生している事を確認しました。畳の部屋だったので、床をめくってみると、



床下には、このように亀裂が走っていて、ここで傾きが発生してました。



しかし、基礎も含めた家の造りがシッカリしていたので、基礎に被害が出る事もなく、家の開きも確認出来ませんでした。このお宅を建てた大工さんが、ここまでシッカリした造りにしていなかったら、ほぼ間違いなく、家が傾いたり、開いたりしていたものと想定されます。

我々としては、分かる範囲での情報提供をしましたので、最終的な判断は、私の知人が行う事となります。四代目源右エ門さんのような、震災被害の復旧を数多く手掛けて来た実績に基づいたアドバイスを頂けると、我々リフォーム会社も、正しく改修工事を行う事が出来るようになります。須賀川から八戸まで、日帰りの移動で申し訳なかったですが、ご協力頂けました四代目源右エ門さんには、本当に感謝です。施主様も、源右エ門さんによる調査内容に納得されたようで、大変喜ばれてました。「不安が安心に変わって来た」ようです。源右エ門さんが須賀川だけでなく、八戸でも有名になる日が近いのかも知れません。

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