今日のマメタイムス(須賀川・岩瀬地区限定の日刊紙)の一面トップ記事は、やはり『復興応援 まごころ商品券が即完売』でした。9時から発売予定のところ、長い行列が出来たため30分切り上げて発売したものの、約2時間で完売となったそうです。
そして今日の午後、アクアスでも「まごころ商品券による工事代金のお支払い」がありました。「本当に流通が早いな」と実感します。
お支払い下さったのは、3月11日の大震災から間もない4月29日に、傾いた家を水平にする工事をご依頼下さったM様でした。
M様のお宅は、愛宕山の斜面に立地しているため、床の広い面積が斜面にせり出して建てられていました。要するに『傾いた部分には地面がない』状態だった訳です。これに対する解決策として、四代目源右エ門さんが出した答えは「道路側の地盤が固い部分からH鋼を通し、広い面で支える」というものでした。
工事ではこのように、地面からH鋼を通してジャッキを掛け、水平になるように調整していきました。
斜面にせり出した部分に関しては、比較的簡易な方法をM様が選択されたため、このようにしております。
道路側には、このモルタル仕上げの部分にH鋼があります。
M様邸の工事は、5月の連休前には終わりましたので、工事完了後にも、最大震度6弱の余震が来ています。M様に「工事後、家の様子は、いかがですか?」とお伺いしてみましたところ「震災後の大変な時期だったのに、すぐに工事をしてくれたお陰で、あれからずっと安心して過ごせてます。工事してからは、大きな余震が来ても、家が以前のような揺れにならないので、怖くなくなりました。今でもボールを置いてみて傾きが変わっていないかをチェックしてるんですが、全く問題ないですね。」と仰って下さいました。だからこそ、工事後も繰り返し、お仕事をご依頼下さっているんだと思います。源右エ門さんの工事には、本当に感謝です。
まごころ商品券は、金銭的な支援だけではなく、こういったコミュニケーションの機会も作ってくれてる、有り難いものだと思います。こういう心の部分が「まごころ」なんでしょう。ご支援して下さっている全国の方々に、感謝です。
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