九州地方は大騒ぎ

今の九州地方では、他地域では考えられないような事がテレビや新聞で話題になってます。それは、東北では聞き流されてしまうような、一人のプロ野球選手の引退報道です。14日の夜にスポーツニュースで報道されました「ソフトバンクホークスの小久保裕紀選手が今シーズン限りで引退する」という事です。

今はお盆でもありますし、大雨も来たりと、ニュースの話題には事欠かないのですが、そんな中にあって、九州地方の報道では、多くの時間が小久保選手引退の話題に割かれています。

 

通常ではこういう事はないのですが、小久保選手の場合は何が違うのか、と考えてみましたところ、次のような事ではないかと思います。

①24年前に九州へプロ野球球団が来たものの、弱小チームだったホークスを強いチームにしていく際の中心選手だった。

②後にコンプライアンス違反という事で退任させられた球団社長に対し、雇われ人の立場にありながら、選手会長として堂々と意見し、その結果、懲罰人事の形でジャイアンツへ無償トレードに出された。

③球団社長が退任した後、FA権を取得して、自らの意思でホークスに戻って来た

④何度も大怪我に遭いながら、苦しいリハビリを乗り越えて復活して来た。

⑤19年の長きに渡って、ファンをとても大切にして来た

以上のような事の全てを通し、彼の持つ全人格で地域の人々の心をとらえ続けて来た、という事が言えるのではないかと思います。

上記の中でも、特に②③については、他の選手には見られない事ではないかと思います。自分の夢を求めて、メジャーや他球団に行く選手もいますが、一度、離れてしまうと戻って来る事は稀です。しかし小久保選手は、懲罰人事を受けたチームに自らの権利を取得して、自らの意思で帰って来た訳です。小久保選手は和歌山県出身なのですが、九州のチームに戻って来るという事は、それだけ『ファンに対する熱い思いを持ち続けて来た』と受け留められているのではないかと思うのです。

小久保選手は、人一倍、練習熱心なだけでなく、ファンに対する心配りも忘れない選手であり続けました。組織人である以上に、ファンによって支えられているという事を最も理解していた選手だと思います。その事を、九州を始めとしたホークスファンは皆、彼の行動から確信しています。うちの息子も、小久保選手が忙しい練習の合間に時間を割いてくれたサイン色紙を今でも持っております。



小久保選手の足跡と取り組み姿勢は、仕事をしている人、全員の鏡であると言えるのではないでしょうか。九州での今の報道や街の様子から、見る人は見てくれてますし、そういう人の信頼を裏切らない事が、最も大切だと、小久保選手が教えてくれた気がします。

今シーズンも、日本一を目指して、最後までやり通してほしいと思います。

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