見学者への配慮

今年8月下旬から一年の工期で、長松院さん改修工事をさせて頂いてますが、敷地も建屋も非常に広いため、建屋を一つずつ工事していくスケジュールにしています。

工事の順番としては①本堂、②山門、・・・と、お寺にとって重要な施設から着手するようにしていたのですが、毎日、遠方より多くの方々が参詣にいらっしゃいますので「歪んだり壊れたりしたままではみっともないよね」という事で、今日はまず、毘沙門堂の柱だけでも真っ直ぐに直す様に急遽決定致しました。

長松院さんの毘沙門堂は地域の方々からも崇敬が篤いので、多くの方々が参詣にいらっしゃるのですが、このように正面両側の柱が曲がってしまってます。(分かりますかね?)



これをまずは、ジャッキで軽く持ち上げます。

 

離れた所から目視で、真っ直ぐになる様、調整の指示を出します。



外野から指示を出していた四代目源右エ門さんも「俺に任せんかい!」とばかりに参加して来ました。



柱を真っ直ぐに戻したら、敷石がこれだけずれてしまってました。



震災の時に、本殿が南側にずれてしまってたみたいですね。南側に当たる裏手に回って柱を見ると、案の定、こうなってました。



建屋に順番を付けて、一棟ずつ工事していくのは私達の都合なので、やはり住職さんの仰る通り「長松院は、地域の方々も含めた、皆さんのものです」というお言葉の意味を噛みしめ、遠方からわざわざ見学にいらっしゃる方のためにも、目に付きやすく、すぐに直せる部分は先に着手していく事とさせて頂きます。

お参りや参詣にいらっしゃる方々の真剣な姿を見ていて「我々も甘えた考えではいけないな」と反省させて頂きました。

「毘沙門堂の柱は、どれ位、直ったのか」は、皆さんも現場に確認にいらして下さい。

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