まだ手付かずのお宅が・・・

震災後にお住まいの傾き直し工事と、壁の補修を兼ねてMPパウダー塗り工事もさせて頂いたK様より「家が傾いたままの方がいるから、調査に行ってほしい」というご依頼を受けましたので、四代目源右エ門さんと一緒に、現調に行って参りました。

そうしましたら驚いた事に、東日本大震災が発生してから既に1年半が経過しているにも関わらず、大きく傾いたまま未だにほとんど手付かずになっているお宅に遭遇しました。

基礎がこんな風に割れてしまっており、

 

犬走りにはヒビが入っていて、

 

擁壁も割れたままで、

 

排水溝の北東隅側が狭まってしまっていました。



この状況から「家全体が地盤毎、北東側に引っ張られてしまったのではないか」と想定されます。実際に傾きの状況を調べてみますと、北東側に約17センチも沈下していました。

玄関付近の基礎が工事してありましたので質問しましたら「知り合いの大工さんが応急修理(県から52万円の補助金が受けられる制度)として玄関だけ直してくれたけど、それ以降は「忙しいから」と言って、全く来てくれなくなった」そうなんです。正直申し上げると「やりやすい部分だけ対応し、難しい部分はそのまま残してしまっているんだな」と感じました。確かに、大工さんではこういった対応は難しいと思います。建築のプロとしてのプライドもあって「自分では難しいです」と言えなかったんでしょうが、だからと言って「1年以上も待たせたままにする」というのは、あまりにお客様の事を考えていない対応だと言われても仕方ないと思います。

ご高齢の奥様は、ご病気を患われていて、大きく傾いた家には不自由を感じて生活をされていました。

「週明け月曜に、もう少し人を集め、改めて詳細調査をさせて頂きます」というお話しをした帰り際に「あなた方なら間違いない対応をして下さると思いますので、全てお任せしますから、この家に長く住み続けられるようにお願いします」と仰って下さいました。

須賀川にもまだ、どうしたら良いか分からずに困っている方がいらっしゃるようですので、アクアスと源右エ門さんの取り組みも、もっと目立たなければいけないですね。はい、頑張ります。

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