源右エ門グッズ

昨日までで長松院さん本堂の不陸調整工事が完了しましたので、今日は朝から、床下にセットしていた油圧ジャッキやターンパックル等を外す作業に入りました。建物全体を水平に保つため、このように工具類をセットしていたのですが、

 

外してしまうと、このようにスッキリしました。

 

今はまだ、束の浮いた部分に挿し木をしている状態ですので、これから束石の入れ替えや調整土台を入れる等して、再び下がらないような仕掛けを施して参ります。

それはさておき、工具類を床下から出してしまうと、曳家の源右エ門グッズがズラリと勢揃いです。

下の写真の太い方のターンパックルは、阪神淡路大震災の復興工事の際に使用したものだそうです。



重たい本堂を1ヶ月に渡って引っ張り続けていた太いワイヤーも、部分的に切れかけています。

 

四代目源右エ門さんが、ワイヤーを強く引っ張るための特殊工具の説明もしてくれました。

 

 

 

これ以外にも、多数の番木を持ち込んでセットしていた訳ですから、本当に大変な作業でした。しかし、傾いて且つ開いていた本堂も元通りになりましたので、構造体として支えている木材も、楽になった事と思います。

これからは、補強のための工事に入りますので、いよいよ魚津社寺工務店の宮大工さん達に本領を発揮して頂く段階に入って参ります。

歴史ある寺院の大規模改修工事は、私も初めての事ですので、プロの技を楽しみつつ、工事を進めて参りたいと思います。

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